働く私たちにとって、仕事を「辞めたい」と思うことは一度や二度は経験することではないでしょうか。仕事に対する不満や、給与に対する不満という、さまざまな理由から転職をする人も少なくありません。仕事へのモチベーションを保ちつづけることは、なかなか難しいという反面、仕事に対する「やりがい」を感じることも、たくさんあるはずです。今回は「仕事に関するモチベーション」に対する皆さまの意識ついてアンケート調査を実施しました。期間は2019年9月30日～10月21日です。とても興味深い結果が見られ、モチベーションについて、さまざまな事情が見えてきました。

「仕事を辞めたい」と思うときは、年功序列の壁と給与への不満！？

「仕事を辞めたい」と思ったことがあるとして、実際にどのようなときにそう思ってしまうのか、「あなたが「仕事を辞めたい」と感じるのは、どのようなときですか。最も当てはまるものを一つお選び下さい。」という質問をしました。すると、結果はさまざまな回答にわかれ、散在することになりました。最も多かった回答が同率23％で、「年功序列の壁を感じるとき」と「給与に不満を感じるとき」という結果を得ました。 その他の回答項目にも票が入っていたため、働く私たちが「仕事を辞めたい」と思う理由は多岐にわたることがアンケートでわかります。そのなかでも、年功序列の壁や給与が一番、「仕事を辞めたい」と思わせる理由になるようです。

仕事の「やりがい」はチームの一体感やプロジェクトが完了したとき。

では反対に、仕事の「やりがい」は何なのでしょうか。「あなたが仕事をしていて「満足感」を感じるのは、どのようなときですか。最も当てはまるものを一つお選び下さい。」という質問をしたところ、全体で最も多かった回答は「チームの一体感を得たとき」（26％）となりました。従業員数別で見ると、特に小規模企業でこちらの回答数が多く見ることができました。また、大規模企業では「プロジェクトが完了したとき」に仕事の「やりがい」を感じる人が多いようです。

転職よりも副業？メーカーと非メーカーでは転職に対する考え方が正反対の結果に。

「やりがい」を感じるときがある一方で、転職を考えている方はどのくらいいるのでしょうか。「今後、転職を考えていますか？」という質問をしてみました。すると、「転職というよりも、副業・兼業を考えている」が最も多く40％、ついで、「考えている」が35％、「考えていない」が26％という結果でした。

さらに業種別で見てみると、違いが見られました。メーカー全体では「考えていない」が最も多い60％、非メーカー全体では「転職というよりも、副業・兼業を考えている」が最も多い42％という回答を得ました。「仕事変えたい」というよりも、現状の仕事のまま副業などで「収入を増やしたい」と考える人が大半であることがうかがえます。

それでは、働く上で重要視することは実際にどのようなものなのでしょうか。

「やりがい」という意見が最も多く見られ、そのほかには「ストレスのない企業環境」についての意見が見られました。 「やりがい」を感じるときがある一方で、転職を考えている方はどのくらいいるのでしょうか。「今後、転職を考えていますか？」という質問をしてみました。すると、「転職というよりも、副業・兼業を考えている」が最も多く40％、次点で「考えている」が35％、「考えていない」が26％という結果でした。 さらに業種別で見てみると、違いが見られました。メーカー全体では「考えていない」が最も多い60％、非メーカー全体では「転職というよりも、副業・兼業を考えている」が最も多い42％ということでした。仕事変えたいというよりも、現状の仕事のまま副業などで収入を増やしたい人が大半であることがうかがえます。

最後の設問は、皆さまから寄せられた「働く上で重要視すること」へのフリーコメントです。

• 仕事のやりがい
• 自分がやりたいことと一致するかどうか
• やりがい、処遇
• 楽しさ
• ストレスを溜めないこと
• 仕事を自分の中で完結させたい。より質の高い仕事を提供していきたい。そのために必要なことは情報です。風通しがよく情報がよく入る職場環境を重視します。

　　　 　　　

【調査概要】 アンケート名称：「働くモチベーション」に関するアンケート
調査主体：PRO-Q編集部（ProFuture株式会社）
調査期間：2019年9月30日～10月21日
調査媒体：アンケートメディア ITエンジニアPRO-Q
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